★すずめばち
激痛があり、刺された箇所が大きく赤く腫れあがります。重症の場合、呼吸困難、頭痛、嘔吐、発熱、下痢、全身浮腫、腎臓障害などがみられます。アナフィラキシーショックで死に至ることもあります。
《予防方法》
① 攻撃を受けやすい動きをしない。
② 黒っぽい服、ひらひらとするものは、攻撃を受けやすい。カメラや黒っぽい長靴も危険!!
ヘアースプレーや香水も気をつけましょう。※白色・黄色・銀色の服がいいです。
《刺されてしまったら》
① 巣の近くからすぐに離れること!(10m~50m程度)
② 傷口を流水(水道水)でよく洗い流しポイズンリムーバーで毒液を絞り出す。
注意:川の水などで洗い流すと、二次感染の恐れがあるため気をつける。
③ 抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を患部に塗る。
★ちゃどくが
茶・つばき・サザンカなどの木に発生します。0.1mmほどの毒針毛を持ち、毒針毛が刺さ
ると、かゆみやぶつぶつなどの皮膚炎を起こします。処置する前に患部をこすると広げてしま
う恐れがあります。
《対処法》
テープ類で毒針毛を除く。
《刺されてしまったら》
① 巣の近くからすぐに離れること!(10m~50m程度)
② 傷口を流水(水道水)でよく洗い流しポイズンリムーバーで毒液を絞り出す。
注意:川の水などで洗い流すと、二次感染の恐れがあるため気をつける。
③ 抗ヒスタミン剤含有のステロイド軟膏を患部に塗る。
★むかで
いちばん活発になるのは、9月から10月です。むかでの顎には、ヒスタミンやセロトニンの成分が入った強力な毒が含まれています。刺されると非常に激しい痛みを感じます。アナフィラキシーショックを起こす危険もあるので、刺された直後に頭痛や嘔吐、呼吸困難を感じたら、すぐに病院へ行きましょう!
《対処法》
① お湯で傷口を洗う。 ※傷口を冷やすと余計に痛みがひどくなります。 ② 抗ヒスタミン系成分を含む薬を塗る。
★ぬるで
軸には、緑色の翼(よく)があります。ヌルデシロアブラムシが寄生すると、葉っぱにぼこぼこの「虫こぶ」ができます。これに触れるとかぶれる人もいるので気をつけましょう!
★やまうるし
うるしとよく似ているが、異なる種の樹木です。小葉の表側を見ると、葉脈の上に毛がありザラザラしています。枝葉に触れるとかぶれるので注意しましょう!